スピードリレー完全ガイド2026年新設のクライミング団体戦
スピードリレーは、2人のクライマーがリレー方式で連続して15m壁を登り、 合計タイムを競う団体戦です。2026年シーズンから World Climbing (旧IFSC) の国際大会に導入され、2026年7月の World Climbing Series クラクフ大会で初開催されました。 男子・女子・混合の3カテゴリがあり、日本からも JPN 1 / JPN 2 の複数チームが出場しています。
競技フォーマット
基本ルール
- 1チーム2名が連続で登り、2本の合計タイムで競う
- 第1走者がゴールパッドを叩くと、第2走者がスタート
- 壁・ルートは個人戦と同じ World Climbing (旧IFSC) 標準規格 (15m・世界共通ルート)
- 男子ペアで合計11秒前後、混合でも11秒を切るハイペース
予選 → 決勝トーナメント
予選は各チーム2ラン (A&Bレーン・C&Dレーンを1本ずつ) 走り、ベストタイムで予選順位を決定。上位チームが 16強からの一発勝負トーナメントに進みます。 個人戦と同じく、16強 → 準々決勝 → 準決勝 → 決勝と勝ち上がる方式です。
チーム編成と3カテゴリ
- チームは出走2名 + リザーブ1名で登録
- 男子・女子・混合の3カテゴリ。混合は男女1名ずつが出走
- 国ごとに複数チームのエントリーが可能 (JPN 1 / JPN 2 など)
- 同じ選手が個人戦とリレー、複数カテゴリのリレーを兼ねることもある
初開催: クラクフ2026の結果
まずは実際のレースを見るのが一番早い — World Climbing 公式チャンネルの混合リレー決勝の映像です。
記念すべき初代チャンピオンは以下の通り。混合の優勝タイム10.89秒は 今大会のリレー決勝で最速でした。
| カテゴリ | 優勝 | 決勝タイム | 2位 |
|---|---|---|---|
| 男子 | 🇨🇳 中国 (CHN 1) | 11.07秒 | 🇺🇸 アメリカ (USA 1) |
| 女子 | 🇨🇳 中国 (CHN 1) | 12.89秒 | 🇵🇱 ポーランド (POL 2) |
| 混合 | 🇺🇸 アメリカ (USA 1) | 10.89秒 | 🇮🇩 インドネシア (INA 2) |
全チームのタイムは クラクフ2026 大会ページのリレーセクションで確認できます。
日本チームの初戦
日本は男子2チーム・女子1チーム・混合2チームがエントリー。男子 JPN 1・女子 JPN 1・混合 JPN 1 の3チームが16強に進出しました。
| チーム | メンバー (第1走→第2走) | 予選ベスト | 結果 |
|---|---|---|---|
| 男子 JPN 1 | 田渕 幹規 → 藤野 柊斗 | 10.99秒 | 15位・16強 |
| 男子 JPN 2 | 大石 覇 → 大西 月華 | 11.05秒 | 18位・予選 |
| 女子 JPN 1 | 竹内 亜衣 → 林 かりん | 14.80秒 | 11位・16強 |
| 混合 JPN 1 | 大西 月華 → 小屋松 恋 | 12.30秒 | 10位・16強 |
| 混合 JPN 2 | 竹内 亜衣 → 大石 覇 | 13.05秒 | 17位・予選 |
リザーブを含む正式な編成・各走のタイムは大会ページを参照してください。 各選手の個人成績は選手ページ (例: 選手一覧から) にリレー出場履歴として表示されます。
観戦ポイント — なぜリレーは面白いのか
- バトンパスの駆け引き: 第1走者のフィニッシュが第2走者のスタート。反応が速いほどタイムが縮むが、早すぎるとフライング
- オーダー戦略: エースを第1走に置いてリードを作るか、第2走に置いて逆転を狙うか
- 混合カテゴリの妙: 男女の走順・組み合わせがチームごとに異なり、レース展開が読めない
- 国別対抗の熱: 個人戦にはない「国として勝つ」空気。LA28 に向けた強化の見どころ
よくある質問
スピードリレーとはどんな競技ですか?
2人のクライマーがリレー方式で連続して15m壁を登り、合計タイムを競う団体戦です。第1走者のフィニッシュを合図に第2走者がスタートします。2026年シーズンから World Climbing (旧IFSC) の国際大会シリーズ「World Climbing Series」に導入されました。
スピードリレーはいつから始まりましたか?
2026年7月3〜5日にポーランドで開催された World Climbing Series Krakow 2026 で初めて実施されました。男子・女子・混合の3カテゴリがあります。
スピードリレーのチーム構成は?
1チームは出走する2名 (第1走・第2走) とリザーブ1名で構成されます。国ごとに複数チーム (例: JPN 1 と JPN 2) をエントリーできます。混合カテゴリは男女1名ずつが出走します。
スピードリレーの初代優勝チームは?
クラクフ2026では男子は中国 (CHN 1) が11.07秒、女子も中国 (CHN 1) が12.89秒、混合はアメリカ (USA 1) が10.89秒で優勝しました。
日本チームのスピードリレー初戦の結果は?
クラクフ2026で男子 JPN 1 (田渕幹規・藤野柊斗) が予選ベスト10.99秒の15位で16強に進出。女子 JPN 1 と混合 JPN 1 も16強に進みました。